2026年10月16日金曜日

DevFest Sapporo 2026: Grid Connect Rendezvous (2026/10/03)

 2026/10/03「DevFest Sapporo 2026: Grid Connect Rendezvous」

札幌遠征 ~ GDG Sapporo, GDG Shikoku との共催イベントを開催しました。
DevFest特設ページ (GDG, GDGoC ご協力感謝)


3地域に共通する「碁盤の目(Grid)」

・京都の「条坊」
・四国の「条里」
・札幌の「条丁目」


エンジニアと多様な「ビルダー」との領域を超えた協働へ向けて、Antigravity を活用した効率的な AI 開発から、Google Cloud(Cloud Run)を活用したスピーディなサービス公開までのプロセスを体系的に学べる実践的なイベントとなりました。

ご参加してくださった皆さまの今後の糧になれば幸いです。

※今後の日本各地での DevFest もお楽しみに!
参加募集中です。
継続的な学習にご活用ください。


■ オープニング&受付

ひばまさ さん (@hiba_eternal)
GDG Sapporo Organizer


力強い開会宣言のもと、
本年度のDevFest 札幌からスタート!
本日の概要・注意事項の説明がありました。


Okayama からご参加の受付スタッフ
いわたさん、はぎのさん 



スムーズな対応
ありがとうございました!






Google提供のSwag 
クリアタイルシールとTシャツ



■ Opening remarks

Sherry Xu さん
Developer Ecosystem Regional Lead - Japan


本年度のDevFest のスタートとして、
日本のデベロッパーシーンを牽引する キーパーソン
Sherry Xu さんが札幌まで駆けつけてくださいました。
世界中のデベロッパーをつなぐDevFest !
その意義と私たちへの熱いメッセージが胸に響きました。




※WorkShop で使用可能なクレジット提供へのご尽力も
 ありがとうございました!

■ Keynote Session #1

「オフラインで動く自分専用AI!
 Gemma 4で作るローカル・エージェント実践ガイド」


Ju-yeong Ji さん
AI Developer Experience - Google DeepMind


エンベディング、RAGの技術説明、Google AI Edge Gallery の紹介もあり、環境に応じたカスタマイズが可能な「オープンソースAI」は魅力いっぱいです。
『今すぐ自分だけのローカルアシスタント作りを始められる』
Gemma 4の出発点として、モデルを並べて比較もできる Google AI Studio はお勧め、扱いやすい小規模モデルから試してみると裏側の仕組みも理解できるとのこと。「ドラえもんも描ける(SVG画像作成)」楽しいデモは、特徴をとらえていて驚きました。いろんなアイデアも試せて夢が広がりますね。









■ Keynote Session #2

「Agentic Codingと未来」

 


 田中 洋一郎 さん (@yoichiro)
 Google Developers Expert
 (Web Technology)



新しい開発手法「ループエンジニアリング」における人としての役割
『隔離、テスト、そして緊急停止の備えがあって初めて、安全な自律ループが実現します』
『作る人とテストする人を分ける。この「役割の隔離」こそが安全で高精度な自律ループを生み出します』
『無駄なループや不必要な指示を避け、効率的なゴール設定(/goal)を心がけましょう!』
という言葉が印象に残りました。
ループエンジニアリング体験環境例として、Chrome,  Antigravity 2.0 を活用設定した「もぐらたたき」アプリのデモもあり、
楽しく「Let's Build !」の世界を感じることができました。
「人間による防御設計」への学びを見極めていきたいですね。




■ WorkShop の概要

順序だてて体系的に学ぶ構成!




■ WorkShop Cloudの章

「Google Cloud Quick Start」


sinmetalさん (@sinmetal)
GAE Meister, Mercari / Merpay
GCPUG Admin,Google Developers Expert


ご登壇資料



Google Cloudを始めるにあたって、押さえておくべき基本事項、及び、本日のWorkShopで使用する機能について学べました。
想定外の請求の回避に向けた設定や、お金の見方・可視化(Data Studio)についてもお聞きできてよかったです。
Project は環境(開発・本番・個人)など目的によって分けて作成することにより管理対象(権限の分離、Quotaの把握、予算管理、ログ監視など)を明確にできメリットが多いこと。サービスアカウントはインスタンス毎に設定する。予算上限に達しても自動停止するわけではないという注意点。ひと月 1 TiBまで無料のBigQueryはサーバレス分析基盤としても活用できて便利だけど、1日のクエリ読み込み Quota を引き下げて制限かけておくなど、その他盛りだくさんな内容。
ポイントを押さえてこれからの運用に活かしていきたいですね。





■ 導入作業


午後からのWorkShop へ向けて、導入作業を実施しました。




■ 集合写真&ランチタイム














■ ランチセッション

「Gemini Sparkを語る」


ひばまさ さん (@hiba_eternal)
GDG Sapporo Organizer


お昼時間を利用してのセッション。
24時間365日クラウド上で動作する「自律的にタスクを遂行するAIエージェント」
個人のGoogleアカウント向けで、手順の再利用、繰り返し作業、定期実行ができる。まだβ版だそうですが、みなさんも試してみましょう!
無料版でも使えるようにならないのか、今後の動向も気になりますね。



※今回のイベントの事前準備を対話形式で進められる Gemini Gem の
ご提供もありがとうございました!

■ WorkShop Antigravity2.0の章

「Antigravity 2.0 と MCP でゲストハウス予約システムを
 作って Cloud Run に公開しよう」



 あんざいゆき さん (@yanzm) 
  株式会社ウフィカ
 Google Developer Expert 
 for Android




イベントの時間内にスムーズにシステム構築できるように熟慮された資料。ルールによってエージェントの動作を制御したり、無駄なクレジット利用を減らす開発上のコツも盛り込まれていました。
Antigravity 2.0 でのアプリ作成。MCP(Model Context Protocol)ツールを活用した、データベース(Firestore)への初期データ投入。
ライブラリをインストール、ローカルサーバーを起動し、
予約完了・予約エラー・空室確認など各機能のテスト、それに伴った Antigravity 2.0 Terminal上のログも確認できました。
エージェントが何をしようとしているかを確認しながら進め、
機能は絞ってはいても「ゲストハウス予約システム」完成に拍手!





■ WorkShop アッセンブルの章

sinmetalさん (@sinmetal)
田中 洋一郎 さん (@yoichiro)
あんざいゆき さん (@yanzm) 

Antigravity 2.0 での Cloud Run MCP ツールによるデプロイ。
発行されたサービス URL
「ゲストハウス予約システム」での予約機能の確認。
ローカル環境での結果とも比較しながら、Google Cloud コンソール上の「データベース>Firestore」で保存されたデータ確認、「Cloud Run」でのログ確認もできました。





クリーンアップ(プロジェクトごと削除)後、30 日間の猶予期間があって復元も可能とのこと。ハンズオン資料を読み返して、時間内に試せなかったことや機能を追加してみるのもよいですね。「/learn — 今日の学びをルールやスキルに変える」機能も便利だと思いました。
新たなアプリ作成にも挑戦、今後の運用時に活かしていきましょう!

■ クロージング

参加してくださったみなさま、会場片付け&アンケートへのご協力ありがとうございました。

ご登壇者とスタッフ一同




今後のイベントへも、是非ご参加ください。
どうもありがとうございました。

また、コミュニティ活動にご興味ある方、スタッフも募集中です。
お気軽にお声掛けください。


2026年10月12日月曜日

ゼロから始めるAIロボット製作 Gemini ✕ スタックチャン 入門(2026/09/05)

 2026/09/05「ゼロから始めるAIロボット製作 Gemini ✕ スタックチャン 入門」


開催レポートが遅くなりましたが、9月初旬に
高松遠征 ~「えれくら!」×「GDG 四国」×「GDG 京都」の
特別コラボイベントを開催しました。

イベントページ【第1回 - スタックチャンができるまで】

第1回の目標は、自分の手で「かわいく動くスタックチャン」を作ってみる!
みんなでワイワイ言いながら組み立て&最低限の動作確認ができました。

ししかわ氏(石川真也氏)が公開した  スタックチャン(Stack-chan)は、
手のひらサイズのオープンソース・小型ロボットプロジェクト。
顔・動き・声・機能を自分で変えて育てていける面白さがあるとのこと。

ハンズオンイベント第2弾!2026/10/31 参加募集中です。
イベントページ【第2回 - ソフト開発入門編】

■ 第1回 Stack-Chanワークショップ


「えれくら!」電子工作講師の方々
・ずひろ さん
・yoyo(よよ)さん
・みやけさん

準備してくださったカプセル(組み立てキット)を開けてみると、3Dプリンタで作られたいろんな色のボディ(筐体)もあって、組み立て前からワクワクしました。


組み立てキット:
 サーボモーター. ブレッドボード, ジャンパーケーブル, 筐体部品
M5Stack CoreS3 本体:
 各自スイッチサイエンスなどの「日本国内の正規販売代理店」で購入
 ※注意「電波法(技適マークの有無)」の対象



M5Stackの使い方入門の後、M5Stack公式ツール「M5Burner」を使ってファームウェアを書き込む確認準備。2.4GHz帯のWi-Fiにのみ対応、5GHz帯には接続できないとの注意がありました。UIFlow2.0 を使ってサーボモーターの動作確認後、いよいよStack-chanの組立て。


首振りを適した範囲にするために、サーボモーターの原点出しが必要とのことでした。
サーボモーターとM5Stackの配線接続、胴体と頭を接続し、スタックチャン(tester)を書き込み、初期位置・首振り動作を確認して完成。

スタックチャン(ファームウェア)書き込みして今回はアバターのみ確認。




■ おやつタイム&懇親会

持ち寄ったお菓子で休憩タイム!




2026年7月2日木曜日

Google I/O Extended 2026 in Kyoto (2026/06/27)

 2026/06/27「Google I/O Extended 2026 in Kyoto」イベント

台風接近&通過による影響が心配されましたが、
曇り天気へ移り変わり、無事開催することができました。
今回初めて使用したkokoka京都市国際交流会館は、
最寄駅からは数分歩く必要がありましたが、
くつろげるロビーや庭園横のカフェもあって、
イベント前後にも休憩できる素敵なところでした。
個々の判断で急遽オンライン参加に変更してくださった方もおられ、
オンライン(Google Meet)枠も設けていてよかったです。 

  • セッション:数週間を経て実施されたGoogle年次2大カンファレンス注目ポイント紹介
  • ワークショップ:Google Antigravity使用へ向けたコードラボ
  • LT大会:各々の興味に基づいた発表
進化し続けるAIとの共存において、
AIを管理・活用していく力がより重要になってきそうです。
皆さまの今後の開発・運用に活かしていただければ幸いです。

■ オープニング

takiguchi (GDG Kyoto Organizer)

簡単に本イベントの概要・タイムスケジュールや、
Google Developer Groups (GDG, GDGoC) の役割について紹介しました。


■ セッション

「Google 2大カンファレンスI/O&Next 早わかりRecap」

福島ゆかり さん

株式会社電通デジタル マネージャー兼 GDE(Google Cloud Evangelist)




Google I/O 2026と Google Cloud Next 2026、及び、
基盤となるAI(Google DeepMind)の立ち位置についての図示から始まったセッション。 
ピックアップ紹介された最新技術の説明や、
データ整備とともに、今まで培ってきた「暗黙知」を
エージェントとして作り直すといった取り組みの紹介もあり、
開発者視点だけでなく、より広い視野からの知見をお聞きすることができました。
「目指すは最強の料理人」という言葉も印象的でした。

最新技術、自律的エージェントを活かしていくのも私たち人間だと改めて認識できました。

■ ワークショップ

エージェント型開発プラットフォームである Google Antigravity について、
インストールして使ってみようという入門ワークショップ。
※有償のクレジットの適用可否の状況により、各自実施または閲覧していただきました。
※ワークショップ中に受けた不具合質問は、イベント中に回答(クロージング欄参照)

他の基本的なコードラボの紹介もありました。

■ LT大会


藤巻輝彦 さん


簿記の勉強に、自作AI簿記学習アプリを活用したお話。
効率的に隙間時間も利用して、
思い立ってから2週間で試験にも合格できたという体験に拍手!

早速、参加者からは、
英検の単語帳や、GCPの試験対策にも、同様にAI活用できそう!
といった反応がありました。


robo さん (GDG Kyoto Organizer)

「Gemini CLI から Antigravity CLI へ」LT資料 


Antigravity CLI について、Gemini CLI からの変更点や、
自律的なAIへの進化に対する私見の紹介。

参加者からの「GenAI Leaderで勉強した内容は全て無駄だった・・・?」という反応には
「考える力、本質をとらえる力はずっと必要」
「基礎知識の習得の一歩にGenAI Leaderなど資格への挑戦も役立つ」といった福島さまからのフォローもありました。

Inoue さん (GDG Kyoto Organizer)

「GoogleメガネとAR」


Android XRデバイスの種類や変遷、進化を続けている!Android XR 最新情報の紹介。今後の動向も楽しみな「Intelligent eyeware」
「ディスプレイグラス」を身に着けて、グラス越しに経路など情報案内してもらって、ツーリング・散策楽しみたいですね。

Takiguchi (GDG Kyoto Organizer)

「画像から読み取り」LT資料


試してみたことの紹介
  • ネイティブAndroidアプリ作成(画像からのテキスト読み取り)
  • Gemma4の利用(画像からの文字読み取り / 画像の内容説明)
ネイティブAndroidアプリ開発入門の世界が広がればいいですね。
今後のGemmaモデル群の動向にも注目していきたいものです。


■ クロージング




ワークショップ中に受けたAntigravity での不具合解消法について、
福島さまから、以下のアドバイスをいただきました。

※Windows環境で頻発している不具合とのこと。
「対処法1」でダメな場合は、「対処法2」を試してくださいとのことです。

【不具合内容】
Antigravity 2.0を起動しても、右上に「Open IDE」 ボタンが表示されない。
・プロダクトのフォルダが存在する
・Antigravity IDE もインストール済

【対処法1】
1. プロジェクトのフォルダを開く
Antigravity 2.0のウェルカム画面、または左側メニューから 「Open Folder」(または Clone Repository)をクリックし、開発したい作業フォルダを選択して開きます。

2. プロジェクト用のチャットを開始する
フォルダを開くと、そのワークスペースに紐づいたエージェント管理画面(Agent Manager)が立ち上がります。

3. 右上のボタンを確認する
画面の右上のエリア(補助パネルやArtifactsが表示される付近)を確認してください。正しくプロジェクトがロードされ、IDEが検出されれば、ボタンが「Install IDE」から 「Open IDE」 に自動で切り替わります。

【対処法2】
1. 一度アプリを両方アンインストールする
PCの「プログラムの追加と削除」などから、現在入っているAntigravity関連のツールを一度すべてアンインストールします。

2. 最新のインストーラーをダウンロードする
公式サイト(antigravity.google)から、不具合が修正された最新バージョン(2.0.3 または 2.2.x以降)のインストーラーを再度ダウンロードします。

2-1. 【重要】「Antigravity IDE」から先にインストールする

・先に 「Antigravity IDE」 のインストーラーを実行します。
・インストールが完了したら、一度だけ「Antigravity IDE」を起動し、初期フォルダが生成されたのを確認してすぐに閉じます。(これにより、インストール先が Antigravity IDE という独立したパスに固定されます)

2-2. 次に「Antigravity 2.0」をインストールする

・その後、スタンドアロンアプリである 「Antigravity 2.0」 をインストールします。

3. アプリを起動して確認
Antigravity 2.0を起動し、ログインして適当なフォルダを開いてみてください。今度はしっかり認識され、右上に 「Open IDE」 ボタンが表示されるはずです。

■ おやつタイム & 集合写真


京都の季節の和菓子「麸まん水無月」にて。
※麩を使用しているのが京都らしいですね。もちもちして美味しかったです!
食べながら、慌ただしくも相互交流タイムとなりました。


※会場準備・後片付けへのご協力どうもありがとうございました。






※スタッフも絶賛募集中です。
イベント運営にご興味がある方、ご連絡お待ちしております。