2015年11月22日日曜日

Web Music Hackathon #4@京都 (7/25)

Web Music Hackathon #4@京都をWeb Music Developers JPさん、GDG神戸さんと7/25に開催しました。

会場は、京都リサーチパークさんです。この日は、AMEIさんから楽器も提供され、参加者の皆さんも楽器を持って来られるだろうと、大きなお部屋をご用意いただきました。


今回のハッカソンは、3つのコミュニティが共同開催という、GDG京都としては、2年前のGlobal Android Dev Camp以来の規模の大きいハッカソンとなりました。




まずは、Web Music Developers JPのかわいさんのご挨拶に始まり、GDG京都の藏野、そしてKRP 寺戸さんから、KRPさんのご紹介、そしてチューターの各方 (@g200kgさん、@aike1000さん、@sascacciさん) からのWeb Audio API, Web MIDI APIのレクチャーがありました。



MIDIと言えば、楽器をイメージしますが、今やIoTに利用できる API であり、@aike1000さんは、MIDIでプレゼンのスライドをめくるリモコンアプリを披露されていました。
その後は、チーム分けです。以下のカテゴリーでグループに分かれました。

・Web API
・ライブラリ
・グラフィックス
・ハードウェアシュミレーション
・ハードウェア
・コミュニケーション
・初心者

今回は、1日のハッカソンではありましたが、レベルが高い方々が集まりました。
そして参加者の皆さんは、それぞれMIDI楽器や、リープモーション、LittleBits等、思い思いの楽器やディバイスを持参されていました。




当日の会場は、ハックされているチームの、心地良いBGMとも言えそうなシンセサイザーの音が流れていました。


初心者チームには、Web Audio API, Web MIDI APIのCodelabが用意されていました。Web Music Developers JPさんがご用意下さったものです。

Web Audio API
Web MIDI API

何故か、初心者チームはGDG京都とGDG神戸のスタッフが集まりました。
初心者といいながら、オキュラスやリープモーションにチャレンジしていた人もありました。

そして順々に発表となりました。

Reaktorのようなもの:@fukurooderさん
GUI のパーツを組み合わせて音響合成や音響効果を作れるReaktorのような作品を発表されていました。とても便利そうです



チューナー:@moutendさん
ご自身が作ってみたかった物ということで、大きく表示できるチューナーを作られていました。Web AudioのanalyzerNodeを使用してピッチを検出するものだそうです。右下の動画では、ギターコード(アルファベット部分)の音をどれくらい下げたら良いかを表示されているデモです。



iPhoneと連動したシンセサイザ:Masaki Onoさん
iPhoneの加速度センサーを利用したもので、振るとシンセサイザーの音やその波形が連動している様子を表現されていました。



GamePad to MIDI:MKさん
同じくMIDI楽器とGamePad APIを使ったMIDI操作です! MIDIの音が心地よく響いていました。


Little Mike:M.Kosugaさん
LittleBitsとポケット・ミクをChrome+Web MIDI APIを通して連動したシンセサイザです。



LeapMotionとWeb Audio API:@hiroqnさん, @sankichi92さん
LeapMotionへのジェスチャーをWeb Audio APIを使ったシンセサイザーを披露されていました。



ScratchとWeb MIDI API:kaiseiさんとyokmamaさん
親子で参加下さったkaiseiさんとyokmamaさんは、ScratchとWeb MIDI APIでのゲーム作成です!ゲームのキャラクターやその世界の背景は、kaiseiさん作です。MIDI操作で敵が増えます!!


これは余談ですが、GDG京都では親子で参加下さる方が時々あり、今後は親子で参加できるイベントも検討したいものです。

ドット絵シーケンサ:@ussy9、@_likr、pastelInc、@armorik83
Firebaseを利用した二人で同期して楽しむドット絵シーケンサで、ドットが打たれたり、色が変わったりしていました。AngularJS、Firebase、SVG、WebGLを使われていたそうで、その話はこちらのスライドに書いて下さっています。



ユーザー参加型のシーケンサ Distributed Sequencer:
@mohayonaoさん, @esperia09さん, @isocodaさん, @yasuraokさん
発表時には、9台の端末が繋がった状態でデモされていました。動画には、心地よい音声とともにデモされている様子が写っています。


@mohayonaoさんの書いて下さったブログはこちらです。コンセプトからハックされた内容まで書いて下さっています。


LeapMotionとハードの連動:kubotakuさん kubotakuさんは、初心者でもできる例として、リープモーションとハードの連動についてご発表されていました。


参加者の後は、チューターの皆さんもご発表です。

Foot Drum:@sascacci
Roland TM-2とKORG CLIP DRUMを使用され、足にトリガーを付けて演奏されていました。



演奏するリズムマシン:@aike1000さん
ターンテーブルとクロスフェーダーで演奏するリズムマシンです。ご発表の資料はこちらです。



Live Beatsの拡張:@g200kgさん
Pluginで機能を付けることができるそうで、ご発表されていたものに対応したインターフェイスを作られていたとのことでした。




そして、懇親会の様子です。ハックが終わった後は、まるへいさんで参加者の皆さん、かわいさん、チューターの皆さんと楽しい一時となりました。懇親会後半には、@g200kgさんが演奏して下さり、参加者の皆さんとその演奏を堪能するシーンもありました。




参加して下さった皆さん、どうもありがとうございました!
またいつか再びWeb Music Hackathonを京都で開催したいと思っています。

謝辞

今回の開催に当たっては、河合さん始め、Web Music Developers JPの皆様、チューターの皆様、楽器をご提供下さったAMEI様、いつも会場をご提供いただいている京都リサーチパーク様の多大なるご協力によって実現しました。
ここに感謝の意を表します。

そして、GDG神戸の皆さん、スタッフの皆さん、お手伝いありがとうございました。

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