会場は、京都リサーチパークさんです。この日は、AMEIさんから楽器も提供され、参加者の皆さんも楽器を持って来られるだろうと、大きなお部屋をご用意いただきました。
今回のハッカソンは、3つのコミュニティが共同開催という、GDG京都としては、2年前のGlobal Android Dev Camp以来の規模の大きいハッカソンとなりました。
まずは、Web Music Developers JPのかわいさんのご挨拶に始まり、GDG京都の藏野、そしてKRP 寺戸さんから、KRPさんのご紹介、そしてチューターの各方 (@g200kgさん、@aike1000さん、@sascacciさん) からのWeb Audio API, Web MIDI APIのレクチャーがありました。
その後は、チーム分けです。以下のカテゴリーでグループに分かれました。
・Web API
・ライブラリ
・グラフィックス
・ハードウェアシュミレーション
・ハードウェア
・コミュニケーション
・初心者
今回は、1日のハッカソンではありましたが、レベルが高い方々が集まりました。
そして参加者の皆さんは、それぞれMIDI楽器や、リープモーション、LittleBits等、思い思いの楽器やディバイスを持参されていました。
当日の会場は、ハックされているチームの、心地良いBGMとも言えそうなシンセサイザーの音が流れていました。
初心者チームには、Web Audio API, Web MIDI APIのCodelabが用意されていました。Web Music Developers JPさんがご用意下さったものです。
・Web Audio API
・Web MIDI API
何故か、初心者チームはGDG京都とGDG神戸のスタッフが集まりました。
初心者といいながら、オキュラスやリープモーションにチャレンジしていた人もありました。
そして順々に発表となりました。
Reaktorのようなもの:@fukurooderさん
GUI のパーツを組み合わせて音響合成や音響効果を作れるReaktorのような作品を発表されていました。とても便利そうです
チューナー:@moutendさん
ご自身が作ってみたかった物ということで、大きく表示できるチューナーを作られていました。Web AudioのanalyzerNodeを使用してピッチを検出するものだそうです。右下の動画では、ギターコード(アルファベット部分)の音をどれくらい下げたら良いかを表示されているデモです。
iPhoneと連動したシンセサイザ:Masaki Onoさん
iPhoneの加速度センサーを利用したもので、振るとシンセサイザーの音やその波形が連動している様子を表現されていました。
同じくMIDI楽器とGamePad APIを使ったMIDI操作です! MIDIの音が心地よく響いていました。
Little Mike:M.Kosugaさん
LittleBitsとポケット・ミクをChrome+Web MIDI APIを通して連動したシンセサイザです。
LeapMotionとWeb Audio API:@hiroqnさん, @sankichi92さん
LeapMotionへのジェスチャーをWeb Audio APIを使ったシンセサイザーを披露されていました。
親子で参加下さったkaiseiさんとyokmamaさんは、ScratchとWeb MIDI APIでのゲーム作成です!ゲームのキャラクターやその世界の背景は、kaiseiさん作です。MIDI操作で敵が増えます!!
ドット絵シーケンサ:@ussy9、@_likr、pastelInc、@armorik83
Firebaseを利用した二人で同期して楽しむドット絵シーケンサで、ドットが打たれたり、色が変わったりしていました。AngularJS、Firebase、SVG、WebGLを使われていたそうで、その話はこちらのスライドに書いて下さっています。
ユーザー参加型のシーケンサ Distributed Sequencer:
@mohayonaoさん, @esperia09さん, @isocodaさん, @yasuraokさん
@mohayonaoさん, @esperia09さん, @isocodaさん, @yasuraokさん
発表時には、9台の端末が繋がった状態でデモされていました。動画には、心地よい音声とともにデモされている様子が写っています。
LeapMotionとハードの連動:kubotakuさん kubotakuさんは、初心者でもできる例として、リープモーションとハードの連動についてご発表されていました。
参加者の後は、チューターの皆さんもご発表です。
Foot Drum:@sascacci
Roland TM-2とKORG CLIP DRUMを使用され、足にトリガーを付けて演奏されていました。
演奏するリズムマシン:@aike1000さん
ターンテーブルとクロスフェーダーで演奏するリズムマシンです。ご発表の資料はこちらです。
Live Beatsの拡張:@g200kgさん
Pluginで機能を付けることができるそうで、ご発表されていたものに対応したインターフェイスを作られていたとのことでした。
そして、懇親会の様子です。ハックが終わった後は、まるへいさんで参加者の皆さん、かわいさん、チューターの皆さんと楽しい一時となりました。懇親会後半には、@g200kgさんが演奏して下さり、参加者の皆さんとその演奏を堪能するシーンもありました。
参加して下さった皆さん、どうもありがとうございました!
またいつか再びWeb Music Hackathonを京都で開催したいと思っています。
謝辞
今回の開催に当たっては、河合さん始め、Web Music Developers JPの皆様、チューターの皆様、楽器をご提供下さったAMEI様、いつも会場をご提供いただいている京都リサーチパーク様の多大なるご協力によって実現しました。
ここに感謝の意を表します。
そして、GDG神戸の皆さん、スタッフの皆さん、お手伝いありがとうございました。
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